ウェルネスサウンド協会では、
心とカラダによい音(ウェルネスサウンド)の専門家=ウェルネスサウンドマイスター
の育成を行っています。
もともと自然界にはさまざまな音がありました。
風の音、雨の音、波の音、雷の音、動物の鳴き声、木々がざわめく音、などなど。
人類が登場してからは、そこにさまざまな「文明が生み出す音」が加わります。
人の話し声、料理の音、洗濯の音、スピーカーの音、建築の音、交通機関の音、争いの音、などなど。
さらに人類は音楽を生み出し、音を楽しむようになりました。
このように、現代人の生活環境は、さまざまな音に囲まれています。
大量の、多種多様な音にさらされている、ともいえます。 |
音には、川のせせらぎ音のように、人をリラックスさせるものがあります。
そのような音に接すると、自律神経も整います。
いっぽう、工事現場の騒音のように、気分を害する音もあります。
甲高いキーキー音の多くは、人を緊張させます。
そのような音を長く聞いているとストレスとなり、人は体調を崩します。
重い病気につながることもあります。
優れたよい音は健康増進や治療に使われることがあります。
音は武器として、相手にダメージを与える目的でも使われます。
音を健康増進や治療に使えば「音響療法」、武器として使えば「音響兵器」となるのです。
音が心身にプラスにもなりマイナスにもなることを端的にあらわしています。
このように、現代人はよい音だけにさらされているわけではありません。
「心身にダメージを与える音」も含まれています。 |
しかし、工事現場の騒音のように、「不快」であることがわかりやすい場合は、まだよいのです。
明らかに嫌な音はすぐに避けることができるので、じつはたいした問題ではありません。
問題は、
「よい音だと思っていたのに、本当はよくない音」
「それほど不快には感じないのに、長く聞いていると健康を害する音」
が、現代人の身の回りにあるということです。
知らないあいだに、「いつのまにか人にダメージを与える音」を長時間、浴びてしまうことがあるのです。
いわば、「ジャンクフードのような音」が現代社会にはたくさんあります。
ジャンクフードを食べ続けるのが健康によくないのと同様、「いつのまにか人にダメージを与える音」を聞き続けるのは望ましくありません。
音に無関心・無頓着でいると心身の不調につながりかねないのです。 |
現代人が抱える体調不良の悩みやメンタル不調の悩み。
原因はいろいろと考えられますが、毎日をとりまく音(「音環境」といいます)の影響も少なくないと考えられています。
いっぽうで、音を正しく選べば、音は人の心身を癒すことができます。
音は、「使いよう」なのです。
心やカラダによい音とは、本当はどんな音なのか?
心やカラダにダメージを与える音とは、本当はどんな音なのか? 音の違いを正確に知り、健康な毎日に活かしましょう。 |
2024年2月10日 | 第4期ウェルネスサウンドマイスター講座を開催しました。 |
2023年10月10日 | 第3期ウェルネスサウンドマイスター講座を開催しました。 |
2023年7月10日 | 第2期ウェルネスサウンドマイスター講座を開催しました。 |
2023年4月2日 | 第1期ウェルネスサウンドマイスター講座を開催しました。 |